LEOLINE / WORKS
本堂を歩く。
寺宝を知る。音を聴く。
中央院 360°VR拝観
北海道苫小牧市の曹洞宗 實法山 中央院様の
360°VR拝観コンテンツを制作しました。
本堂を自由に巡るだけではなく、欄間に刻まれた道元禅師一代記を読み、
寺宝について知り、木魚・太鼓・鐘・磬子など、
実際に中央院に響く鳴らし物の音まで体験できるVRです。

01
PROJECT OVERVIEW
お寺を「見る」だけではなく、
「拝観する」体験をWebの中へ。
- CLIENT
- 曹洞宗 實法山 中央院
- AREA
- 北海道苫小牧市
- CONTENT
- 360°VR拝観
- PUBLIC
- 2026年4月
- WORK
- 360°VR撮影 / VR構築 / 情報コンテンツ設計 / 寺宝解説 / 音声体験コンテンツ / QRカード連携
空間・歴史・音。
中央院そのものを、デジタルの中に。
中央院VRは、360°パノラマ写真で本堂を見るだけの バーチャルツアーではありません。
本堂の中を自分の視点で移動しながら、 ご本尊や寺宝、本堂欄間に刻まれた物語に触れ、 気になる場所の解説をその場で読むことができます。
さらに、木魚や太鼓、鐘などの「鳴らし物」は、 VR画面上のアイコンから実際の音を再生。 視覚だけでは伝わらない、 お寺という場所の体験そのものを Web上へ届けることを目指しました。
02
PURPOSE
遠くにいても、
中央院を身近に感じられるように。
本堂を自由に
歩いて巡る
視点を360°動かしながら、 本堂の中を自分のペースで移動。 実際にお参りに訪れたときのように、 空間を見渡しながら拝観できます。
目の前の寺宝を
その場で知る
ご本尊、聯、欄間、三十三観音、 十六羅漢像など、気になる場所に 案内コンテンツを配置。 空間を巡りながら由来や物語を知ることができます。
お寺に響く音まで
体験する
木魚、太鼓、鐘、磬子など、 本堂にある鳴らし物の音をVR内から再生。 「見る」だけではない、 音のある拝観体験をつくりました。
03
WALK THROUGH THE TEMPLE
画面の向こうに、
本堂の奥行きまで。

VIRTUAL WORSHIP
本堂を、
自分の視点で歩く。
中央院の本堂を360°で撮影し、
空間の中を自由に移動できるVRとして構築しました。
正面からご本尊を拝するだけでなく、
左右に広がる畳敷きの空間や柱、欄間、
本堂に安置されたさまざまな仏像・寺宝まで、
見たい方向へ自分で視点を動かして確認できます。
一枚の写真では伝えきれない
本堂の広さ、奥行き、荘厳な空気感を、
画面の中で体験できるようにしました。

INTERACTIVE GUIDE
「これは何だろう」を、
その場で確かめる。
本堂の中には、見るだけでは意味や由来が分からない
仏像や寺宝が数多くあります。
VRでは案内メニューを設け、
ご本尊、鎮守 金毘羅大権現、三十三観音、
十六羅漢像、永代祠堂位牌、聯など、
気になる場所から詳しい解説へ進めるようにしました。
「歩く」と「知る」を一つの画面の中でつなげています。
04
STORY IN THE RANMA
見上げるだけでは分からない、
欄間に刻まれた物語を読む。

DOGEN ZENJI STORY
彫刻から、
道元禅師の生涯へ。
中央院本堂の頭上には、
道元禅師の生涯を描いた
「道元禅師一代記」の彫刻欄間があります。
VRでは欄間を眺めるだけでなく、
それぞれの場面をアイコンから選び、
物語の内容を読むことができます。
建築装飾として見過ごしてしまいがちな彫刻を、
一つひとつの物語として知る体験へ変えました。

DETAIL STORY
その場所に立ったまま、
一つひとつの場面を深く知る。
例えば「御誕生と母の死」では、
欄間の位置を示したうえで詳細画面へ進み、
道元禅師の生涯の一場面を読むことができます。
「少年期・天台宗での出家」
「仏法を求めての渡宋」
「如浄禅師との相見」など、
本堂に刻まれた歴史を
VRの中で順番にたどることができます。



05
TEMPLE TREASURE / REN
大本山永平寺
宮崎奕保大禅師の「聯」へ。

CALLIGRAPHY
柱に掛けられた書を、
寺宝として伝える。
本堂正面に向かって左右の大きな柱には、
一対の「聯(れん)」が掲げられています。
この聯は、平成11年(1999年)7月、
中央院本堂落慶を記念して、
大本山永平寺 第七十八世貫首
宮崎奕保大禅師猊下より賜ったものです。
VRでは実際の本堂に掲げられた聯を見ながら、
その由来や内容を詳しく知ることができます。

HISTORY & MEANING
「そこにあるもの」の背景まで、
その場で読む。
寺院を訪れた際、
柱に掛けられた書や頭上の欄間に気づいても、
その意味まで知る機会は多くありません。
中央院VRでは、
実物を見る体験と解説を一つにつなげることで、
寺宝や歴史への入口をつくっています。
06
SOUND EXPERIENCE
木魚も、太鼓も、鐘も。
実際に中央院に響く音を聴く。

TEMPLE SOUNDS
「音のあるお寺」を、
VRで体験する。
本堂にある鳴らし物には、
音を再生できるアイコンを配置しました。
画面上の音符をタップすると、
実際に中央院で鳴らした音を確認できます。
仏具の形を見るだけではなく、
どのような音が本堂に響くのかまで知ることで、
より深い拝観体験につなげています。






LARGE TEMPLE BELL
大鐘の響きまで、
その場で確かめる。
大きな鐘や木魚、太鼓など、
普段は気軽に鳴らすことのできない仏具も、
VRなら音を聴いて確かめることができます。
360°の空間に音の体験を加えることで、
「実際に行ってみたい」という興味につながる
コンテンツを目指しました。
07
BEYOND THE MAIN HALL
本堂だけで終わらない、
中央院の中を巡る。

EITAI SHIDO
永代祠堂も、
VRの中で拝観。
中央院VRでは本堂だけでなく、
永代祠堂、聯燈殿、水子地蔵奉安殿も
公開エリアとして巡ることができます。
永代祠堂では、
位牌がどのような場所に安置されているのかを確認し、
詳しい説明を読むこともできます。
遠方にお住まいの方や、
来院前に寺内を知りたい方にも、
中央院の空間を具体的に伝える役割を持たせました。

INFORMATION IN SPACE
空間の中で、
供養について知る。
VR内では、場所を見ながら
その空間の役割や供養についての説明を
読むことができます。
別ページへ移動して情報を探すのではなく、
「今見ている場所」と「その意味」を
同時に伝えられることも、
インタラクティブVRならではの特徴です。
08
VR × WEBSITE
VRの中から、
公式Webサイトへつなぐ。

DIGITAL CONNECTION
拝観から、
もっと詳しい情報へ。
VR空間には、
中央院公式Webサイトへつながる導線も配置しています。
QRコードやリンクから、
供養、年間行事、活動、お知らせなど、
より詳しい情報へ移動できる設計です。
WebサイトとVRを別々のコンテンツにせず、
相互につながる一つの情報体験として構成しました。

FROM VIRTUAL TO REAL
デジタルで知り、
実際のお寺へ。
中央院VRの目的は、
バーチャルだけで体験を完結させることではありません。
本堂を歩き、寺宝の意味を知り、
鳴らし物の音を聴く。
その体験を入口として、
「今度は実際に中央院へ行ってみたい」と
感じてもらえることを目指しています。
09
DIGITAL × REAL CONNECTION
名刺サイズのQRカードから、
お寺とデジタルをつなぐ。

OFFICIAL WEBSITE CARD
お寺で受け取ったカードから、
いつでも中央院へ。
中央院では、参拝された方や檀信徒の皆様に、
名刺サイズのQRカードをお配りしています。
カードに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、
中央院の公式Webサイトへアクセスできます。
供養についての情報や年間行事、
坐禅会・婦人会・梅花講などの活動、
日々更新されるお知らせやブログまで、
お寺を離れたあとも中央院の「今」に触れることができます。

360° VR CARD
家に帰ってからも、
本堂をもう一度歩ける。
もう一種類のQRカードからは、
中央院の360°VR拝観へ直接アクセスできます。
本堂を自由に巡り、
欄間に刻まれた道元禅師一代記を読み、
寺宝について知り、
木魚・太鼓・鐘などの音を聴く。
実際に中央院へお参りした方にも、
ご家族や知人にも、
スマートフォンから気軽に
中央院を体験していただける仕組みです。
WebやVRを「作って終わり」にしない。
人から人へ、楽しみながら広がっていく仕組みへ。
デジタルコンテンツは、 公開しただけでは必ずしも多くの方に届くとは限りません。
そこで中央院では、 実際のお寺というリアルな場所でQRカードを配布し、 Webサイトや360°VRへの入口を 手のひらサイズのカードとして届けています。
「こんなVRがあるんだ」 「この法要の動画を見てみよう」 「次の坐禅会はいつだろう」 「最近のお寺の様子を見てみよう」。
そんな小さな興味から、
中央院のWebサイトやVR、ブログ、
そして実際のお寺へとつながっていく。
オンラインとリアルを行き来しながら、
中央院をより身近に感じてもらうための
コミュニケーション設計です。
10
PROJECT VALUE
360°VRを、
「寺院を知る入口」へ。
中央院VRでは、空間を360°で見せることを目的にするのではなく、 「歩く」「知る」「読む」「聴く」という体験を組み合わせました。 さらに、実際のお寺で配るQRカードからWebやVRへつなぐことで、 リアルとデジタルを行き来できる導線を設計。 遠方からでも中央院に触れられ、 その先に実際の参拝や活動への興味が生まれる、 新しい寺院拝観の形を目指しました。
本堂を
自由に巡る
360°の視点と移動によって、 本堂の広さや奥行きを自分のペースで体験できます。
寺宝と歴史を
その場で知る
ご本尊、聯、欄間など、 目の前にあるものの由来や意味へすぐにアクセスできます。
鳴らし物の
実際の音を聴く
木魚、太鼓、鐘、磬子など、 視覚だけでは分からないお寺の音まで体験できます。
QRカードから
Web・VR・お寺へ
お寺で受け取ったカードを入口に、 WebやVR、ブログへつながり、 再び実際のお寺へ足を運ぶきっかけをつくります。
EXPERIENCE 360° VR
曹洞宗 實法山 中央院を、
360°VRで拝観。
本堂を自由に巡り、 道元禅師一代記の欄間や寺宝について知り、 木魚・太鼓・鐘などの音まで体験できます。