株式会社Leoline

WORKS / TRANSPORTATION VR

360° VR INTERACTIVE CONTENT TOURISM PROMOTION

北海道新幹線H5系を、
360°でまるごと体験。
北海道新幹線VR H5系

普通車・グリーン車・グランクラスを含む全客室、運転席、車両外観までを高画質360°VRで記録。 座席設備の操作、連結器カバーの開閉、ライトのON/OFF、走行映像、バリアフリー設備や荷物置場の確認、 さらにクイズ・バーチャル宝探し・北海道各地への観光導線までを一つのVR空間へ統合しました。

北海道新幹線H5系を360度で体験する北海道新幹線VR H5系

PROJECT CONTEXT

「乗る前に見たい」と「乗らなくても楽しめる」を、ひとつのVRへ。

「北海道新幹線VR H5系」は、北海道旅客鉄道株式会社のH5系車両を、 パソコン・スマートフォン・タブレット・VRゴーグルから360°で体験できるWEBコンテンツです。 2022年2月18日に車内VRを公開し、その後、車両外観、イベントクイズ、バーチャル宝探し、 北海道各地の旅へつながる「北海道のとびら」へと段階的に拡張されました。

特徴は、単なる車両紹介にとどまらないこと。 座席や設備の使い方、車いす対応座席、多目的室、荷物置場などを事前確認できる実用性と、 普段は立ち入れない運転席、車両外観の特殊な視点、走行映像、ゲーム要素を楽しめる体験性を両立しています。

VR企画・提供:株式会社JR北海道ソリューションズ
VR導入:北海道旅客鉄道株式会社
VR撮影・制作:株式会社Leoline

01

PROJECT OVERVIEW

10両編成の車両を、「空間」「機能」「情報」まで記録する。

CLIENT
北海道旅客鉄道株式会社
PLANNING
株式会社JR北海道ソリューションズ
PRODUCTION
株式会社Leoline
CATEGORY
360°VR / WEBコンテンツ / 観光プロモーション
FIRST RELEASE
2022年2月18日
PUBLIC ARCHIVE
2023年3月17日まで一般公開

「車両を見る」から、
「車両の中で確かめる」へ。

H5系は、JR東日本のE5系をベースとして北海道新幹線用に製作された10両編成の車両です。 VRでは、普通車・グリーン車・グランクラスの客室に加え、デッキ、洗面所、各種トイレ、荷物置場、 運転席、車両外観などを自由に移動しながら確認できます。 360°写真に動画・音声・解説・クリックアクションを組み合わせることで、 「見学」と「操作説明」を一つのWEB体験にまとめました。

02

PROJECT CHALLENGE

鉄道車両を360°化するだけでは、体験価値は生まれない。

01

10両分の膨大な空間を、迷わず移動できること

客室・デッキ・設備・運転席・外観を行き来しても現在位置を見失わないよう、車両図面と移動導線を組み合わせています。

02

設備の「使い方」まで伝えること

座席、照明、荷物置場などは写真を見るだけでは分かりにくいため、操作前後の状態や解説をVR内で確認できるようにしました。

03

一度見て終わらないコンテンツにすること

走行映像、アナウンス、クイズ、宝探し、北海道観光への導線を追加し、探索したくなる仕掛けを持たせています。

03

INTERACTIVE EXPERIENCE

360°写真の中に、「操作」「動画」「情報」を組み込む。

北海道新幹線H5系 グランクラスの座席設備をVRで確認する画面
01

SEAT & EQUIPMENT

座席に座る前に、設備の使い方まで確認。

グランクラスでは、座席周辺のクリックポイントからコントロールパネルや読書灯などの設備情報を確認できます。 リクライニングやテーブルをはじめ、実際に利用するときの状態を動きを交えて見せることで、 静止画だけでは伝えにくい「使い方」を事前に理解できるようにしました。

北海道新幹線H5系 運転席で新函館北斗から新青森までの走行映像を体験するVR
02

DRIVER'S VIEW

普段は入れない運転席から、走行映像を体験。

1号車・10号車の運転席も360°で収録。 さらに運転席内から走行映像を再生できる仕掛けを組み込み、 新函館北斗から新青森へ向かう前面展望をVR空間の中で楽しめる構成としました。 車両見学に映像体験を重ねることで、鉄道ファンにも強い没入感を生み出します。

北海道新幹線H5系 荷物置場の寸法をVR上に表示する画面
03

PRACTICAL INFORMATION

「どのくらい入る?」を、寸法と空間で確認。

荷物置場では、幅・奥行・高さなどの寸法情報を360°画像の上に重ねて表示。 大きな荷物を持って乗車する方が、位置だけでなく実際のサイズ感まで判断しやすいよう設計しています。 旅行前の不安を減らす「実用情報」としてVRを活用した一例です。

北海道新幹線VR H5系 総合案内所から宝探しやバーチャルクイズを楽しむ画面
04

GAMIFICATION

見学コンテンツから、「遊べるVR」へ。

公開後は、沿線地域に関するイベントクイズや「北海道新幹線バーチャル宝探し」を追加。 グランクラスのテーブルや荷物棚など、VRだからこそ操作できる場所に仕掛けをつくり、 車内を探し回ること自体が遊びになる体験へ発展しました。

04

VR FUNCTIONS

H5系VRに組み込まれた主な機能。

01

全客室を360°見学

普通車・グリーン車・グランクラスを含む全客室を移動し、座席配置や空間の広さを確認できます。

02

設備のクリック操作

座席のリクライニングやテーブルなど、使用時の状態を動きを交えて確認できます。

03

車両図面ナビゲーション

現在位置を確認しながら車両内を移動。10両編成でも迷いにくい導線を構成しています。

04

運転席・走行映像

通常は立ち入れない運転席を360°で見学し、前面展望の走行映像も再生できます。

05

車掌アナウンス・音声

車掌によるアナウンスなど、音声コンテンツを360°空間の中に組み込んでいます。

06

外観ギミック

連結器カバーの開閉、ライトのON/OFF、パンタグラフの動作など、外観にも操作要素を実装しました。

07

バリアフリー設備確認

車いす対応座席、多目的室、トイレなどを乗車前に確認し、利用イメージを持ちやすくします。

08

寸法・設備解説

荷物置場などでは寸法や解説を表示し、写真だけでは判断しにくい情報を補完します。

09

クイズ・宝探し・観光導線

ゲーム性を加えながら、北海道新幹線沿線や北海道各地の観光情報へ興味を広げる設計です。

05

DRIVER'S CAB & VEHICLE DETAIL

運転席から車体ディテールまで、H5系を近くで見る。

06

PASSENGER EXPERIENCE

座席だけでなく、洗面所やトイレまで。乗車前に空間を把握する。

07

ACCESSIBILITY

旅行前に「確認できる」ことも、VRの大きな価値。

01

設備の位置を先に知る

車いす対応座席、多目的室、トイレ、洗面所などの位置関係を、実際に車内を歩く感覚で確認できます。

02

空間の広さをイメージする

設備写真だけでは分かりにくい入口・通路・室内の広さを360°で把握でき、乗車前の具体的な準備につながります。

03

利用情報を重ねて表示する

クリックポイントや寸法表示を加えることで、360°写真を「見る資料」から「確認できる案内ツール」に変えています。

08

ACCESSIBILITY & VIRTUAL TRAVEL

車内設備から北海道の旅へ。VRの役割を一つ先へ広げる。

09

RELEASE TIMELINE

公開して終わりではなく、反応に合わせて機能を拡張。

2022.02.18

車内VRを公開

普通車・グリーン車・グランクラスを含む全客室、車いす対応座席、多目的室、車掌アナウンス、運転席からの車窓動画などを公開。

2022.03.25

H5系の外観を追加

1号車から10号車までの外観を追加。レール付近や車両上部など、現実の見学では難しい視点も体験可能に。

2022.03.28

イベントクイズ

北斗市・木古内町・今別町にまつわるクイズをVR内に追加し、沿線地域への興味を広げるコンテンツへ。

2022.07

バーチャル宝探し

VR内の設備を操作して指令書を探す宝探しを追加。車両そのものをゲームフィールドとして活用しました。

2022.12.26

宝探し第2弾・北海道のとびら

宝探しをレベルアップし、「&GENIC」企画と連動した北海道各地の旅写真を楽しめるコンテンツも追加。

2023.03.17

好評を受け公開期間を延長

当初2022年12月27日までの予定だった公開期間は、JR北海道が「ご好評につき」と発表し、2023年3月17日まで延長されました。

10

PUBLIC RESPONSE

公式発表でも「ご好評につき」。公開期間を延長。

VRが「見学ツール」から、
継続的に遊ばれるコンテンツへ。

JR北海道は2022年12月26日のニュースリリースで、 「北海道新幹線VR H5系」が好評であることを理由に、公開期間を2023年3月17日まで延長すると発表しました。 また、バーチャル宝探しについても第1弾の反響を受けて第2弾を展開しています。

鉄道・交通系メディアでも、
機能性の高いVRとして紹介。

公開時には「鉄道ファン railf.jp」「鉄道ホビダス」「Response.」などでも紹介され、 全客室を360°で見られること、座席設備の操作、バリアフリー設備、運転席からの車窓映像などが取り上げられました。 一般公開された鉄道VRとして、車両情報とエンターテインメントを両立した点が大きな特徴です。

11

PROJECT EFFECT

鉄道VRが生み出した、6つの価値。

01

旅行前の不安を減らす

座席、動線、トイレ、荷物置場、バリアフリー設備を事前に確認でき、初めての乗車でも具体的な利用イメージを持ちやすくなります。

02

通常見られない場所を公開

運転席、車体上部、連結器周辺など、通常の利用時には立ち入りにくい場所を安全に、場所を問わず体験できます。

03

操作で理解を深める

設備をクリックして変化を確認することで、静止画よりも使い方や構造を理解しやすい案内コンテンツになります。

04

VR空間の回遊を促す

クイズや宝探しを組み込むことで、利用者が車内を探し歩く理由が生まれ、コンテンツの滞在・回遊を促します。

05

観光プロモーションへ展開

新幹線の体験から北海道各地の写真・観光情報へつなぎ、「車両を知る」から「北海道へ行きたい」へ興味を広げられます。

06

デジタル資産として再活用

360°素材はWEB公開だけでなく、VRゴーグル体験、360°動画、展示会、プロモーション映像などへ展開できます。

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